キャンプを快適に過ごすためのアイテムに「タープ」があります。
初めてタープを選ぶとき、こんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
- タープって本当に必要?
- ヘキサタープとレクタタープ、何が違うの?
- 初心者はどんなタープを選べばいい?
タープとは、日差しや雨をさえぎりながら、テーブルやチェアを置いてくつろげる空間を作る道具のこと。特に日差しの強い季節は、タープで日陰を作るだけで過ごしやすさがぐっと変わります。
形や色によってキャンプサイトの雰囲気が変わるのも、タープの魅力です。
ただ、種類やサイズが多いため、見た目だけで選ぶと「思ったより大きかった」「設営が難しかった」ということも起こります。
この記事では、キャンプ初心者に向けて、タープの種類やサイズ、素材、選び方のポイントを紹介します。
自分のキャンプスタイルに合ったタープ選びの参考にしてください。
タープとは?キャンプでどんな役割がある?
タープとは、キャンプで日差しや雨を防ぐために張る大きな布のことです。
テントが「寝る場所」だとすれば、タープは食事をしたりくつろいだりする「リビング」のような場所。
タープを張ると日陰ができるので、暑い時期でも過ごしやすくなります。急な雨のときも、テーブルやチェアが濡れにくくなるのがメリットです。
さらに、張り方を工夫すれば周りからの視線もさえぎれて、プライベート感のある空間も作れます。
キャンプに絶対必要な道具ではありませんが、長い時間を快適に過ごしたいなら、あると便利なアイテムのひとつと言えるでしょう。
タープの主な種類と特徴
タープにはいくつか種類があり、タイプによって設営のしやすさや広さが変わります。初心者がよく目にするのは、主に次の4種類です。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ヘキサタープ | 六角形ですっきりした見た目 | ソロや少人数で使いたい人 |
| レクタタープ | 長方形で広い日陰を作りやすい | 家族やグループで使いたい人 |
| スクリーンタープ | 周りを囲える | 虫や視線が気になる人 |
| ワンタッチタープ | 設営が簡単 | 手軽さを重視したい人 |
それぞれの違いを見ていきましょう。
ヘキサタープ
ヘキサタープは、六角形の形をしたタープです。2本のメインポールを中心に張るタイプが多く、すっきりした見た目が魅力。
張り方によって形を変えやすいので、日差しや風向きに合わせて調整できます。ソロキャンプや少人数での利用に向いていて、見た目にこだわりたい人にもおすすめです。
ただ、初めて設営するときはロープの位置や張り具合に少しコツが要ります。
レクタタープ
レクタタープは、長方形の形をしたタープ。広い面積をカバーしやすく、大きな日陰を作れます。
テーブルやチェアを並べても余裕があるので、家族やグループキャンプにぴったり。ただし、サイズが大きくなると設営スペースも必要になるので、キャンプサイトの広さも事前に確認しておくと安心です。
スクリーンタープ
スクリーンタープは、側面をメッシュや生地で囲えるタイプです。
周りからの視線をさえぎりやすく、プライベートな空間を作れるのが特徴。虫が入りにくいのも大きなメリットで、夏場の虫対策や家族でゆっくり過ごしたい人に向いています。
一方で、ヘキサタープやレクタタープに比べると収納サイズが大きくなりやすいので、その点は注意しておきましょう。
ワンタッチタープ
ワンタッチタープは、フレームを広げて比較的簡単に設営できるタイプです。
ロープやポールを組み立てる必要がほとんどなく、短時間で設営できるのが魅力。デイキャンプや、とにかく設営を簡単に済ませたい人に向いています。
ただし、フレームがある分重くなりやすく、収納サイズも大きくなる傾向があります。車で移動するキャンプスタイルの人のほうが使いやすいでしょう。
キャンプ初心者がタープを選ぶ5つのポイント
タープは見た目だけで選ぶのではなく、人数や設営方法を確認することが大切です。初心者は次の5つをチェックすると自分に合ったタープを選びやすくなります。
① 使用人数に合ったサイズを選ぶ
まず確認したいのがサイズです。ソロキャンプなら、大きすぎるタープは必要ありません。
反対に、家族やグループで使うなら、テーブルやチェアを置いても余裕があるサイズを選びましょう。
キャンプテーブルは大きさによって必要なスペースも変わります。これから選ぶ方は、「キャンプ初心者向けテーブルの選び方」も参考にしてください。
人数だけでなく、タープの下に置く道具の量も考えて選ぶのがポイントです。
② 設営しやすいタイプを選ぶ
初心者は、できるだけ設営しやすいタープを選ぶと安心です。
ヘキサタープやレクタタープはポールやロープを使って設営するため、最初は少し慣れが必要。一方、ワンタッチタープは設営が簡単なので、手軽さを重視したい人に向いています。
初めて使う場合は、キャンプに行く前に一度自宅などで設営練習をしておくと、当日も慌てずに済みます。
③ 素材を確認する
タープの素材には、ポリエステルやTC(ポリコットン)などがあります。
ポリエステルは軽くて乾きやすく、扱いやすいのが特徴。TCはポリエステルとコットンを混ぜた素材で、落ち着いた見た目の商品が多くあります。ただしTCはポリエステルより重くなりやすいため、持ち運びや収納サイズも確認しておきましょう。
使いやすさや持ち運びやすさも含めて選ぶのが、初心者にはおすすめです。
④ 日差しや雨への強さを確認する
タープは日差しを防ぐだけでなく、急な雨からキャンプ道具を守る役割もあります。
そのため、防水性能や遮光性なども確認しておくと安心です。特に夏場は、しっかり日陰を作れるかどうかで過ごしやすさが大きく変わります。雨の日にも使う予定があるなら、防水性能のチェックは欠かせません。
商品によっては「耐水圧」という数値で雨への強さが表示されています。
⑤ ポール・ペグ・ロープの付属品を確認する
タープを設営するには、タープ本体のほかにポール・ペグ・ロープなどが必要です。
商品によっては全部セットになっているものもあれば、ポールなどを別に用意しなければならないものもあります。「ポールが入っていなかった」ということがないよう、購入前にセット内容を確認しておきましょう。
また、付属のペグは強度が十分でなかったり、キャンプ場の地面に合わなかったりすることもあるので注意が必要です。
ペグの長さや素材の違いについては、「キャンプ初心者向けペグの選び方」も参考にしてみてください。
タープを使うときの注意点
タープは便利な道具ですが、使い方を間違えると事故につながることもあります。初心者は次のポイントに気をつけましょう。
強風の日は無理に設営しない
タープは面積が広いため、強い風の影響を受けやすい道具です。
風が強い日に無理に設営すると、タープが飛ばされたり、ポールが破損したりする危険があります。天候が悪化しそうなときは、無理に使わないようにしましょう。
ペグとロープでしっかり固定する
設営するときは、ペグとロープを使ってしっかり固定することが大切です。
固定が不十分だと、急な風でタープが動いたり飛ばされたりすることがあります。キャンプ場の地面に合ったペグを使い、設営後もロープが緩んでいないか確認しましょう。予備のペグも用意しておくと、トラブルを減らせます。
雨がたまらないように張る
雨の日は、タープの上に水がたまらないように注意が必要です。
水がたまると生地やポールに大きな負担がかかります。片側を少し低くするなど、雨水が流れやすいように張っておくと安心です。
タープの下での焚き火や火気に注意する
一般的なタープは、下で焚き火やバーナーなどの火気を使えない場合があります。火の粉で生地に穴が開いたり、火災につながったりする危険があるためです。
焚き火に対応した専用タープもありますが、すべてのタープで焚き火ができるわけではありません。焚き火をする予定がある場合は、必ず使っているタープの取扱説明書を確認してください。
焚き火を楽しむ方は、焚き火台の選び方もあわせて確認しておくと安心です。
管理人のタープ体験談
私はソロキャンプでヘキサタープを使っています。
実際に使ってみて良かったのは、日差しを遮って日陰を作れることです。暑い時期でもタープがあるだけで過ごしやすくなり、急な雨にも対応しやすくなりました。
タープを張るとサイト全体の雰囲気が大きく変わるのも魅力のひとつです。テントとタープを合わせることで、キャンプサイトに統一感が生まれ、サイトがグッとオシャレになります。
張り方を工夫すれば周囲からの視線もある程度さえぎれるので、プライベートな空間を作りやすいのも良いところだと感じています。
これからタープを選ぶ人は、サイズや機能だけでなく、使っているテントとの組み合わせも考えてみるのがおすすめです。テントの素材や色、形に合わせて選ぶと、より自分好みのキャンプサイトを作りやすくなります。
まとめ|自分のキャンプスタイルに合ったタープを選ぼう
タープは、キャンプで日差しや雨を防ぎ、快適に過ごすための空間を作ってくれる道具です。
主な種類には、ヘキサタープ・レクタタープ・スクリーンタープ・ワンタッチタープがあります。
初心者は見た目だけで決めず、次の5つを確認して選びましょう。
- 使用人数
- 設営のしやすさ
- 素材
- 日差しや雨への強さ
- ポール・ペグ・ロープなどの付属品
ソロや少人数ならヘキサタープ、広い日陰が欲しいならレクタタープ、虫や視線が気になるならスクリーンタープなど、使い方によって向いている種類は変わります。
タープは機能だけでなく、テントとの組み合わせを考えるのも楽しみのひとつ。テントの色や素材、形に合わせて選ぶと、キャンプサイト全体に統一感を出しやすくなります。
最初から完璧なタープを選ぼうとせず、「何人で使うのか」「どう過ごしたいのか」を考えながら、自分のキャンプスタイルに合った一枚を見つけてみてください。
これからキャンプ道具をそろえる方は、キャンプ初心者に必要な道具の記事もあわせて確認しておくと、準備しやすくなります。


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